生命保険の活用


生前対策で、生命保険の検討は欠かせません。

 


こんなに多い!?生命保険のメリット11


相続開始によって、受取人に給付される生命保険金は、民法上、相続人固有の財産とされ、相続財産ではありません。

その生命保険金の特殊性によって、次のような多くのメリットがあります。

ですから、生前対策には、生命保険の検討が欠かせません。

1.現金預金の行き先を確実に指定できる。

2.生命保険を受け取るために、遺産分割協議しなくて良い。

相続財産の分割をするのが、遺産分割協議です。そして、生命保険金は、受取人の固有財産であって、相続財産ではありません。

3.その他の財産の遺産分割協議が円滑になる可能性がある。

受け取った生命保険金を遺産分割代償金として交付することで、遺産分割協議が円滑に成立することもあります。

4.保険料を支払い(贈与)すれば、遺産を減らすことができる。

保険料を支払えば、遺産となる現預金が減る一方で、相続開始で発生する生命保険金は相続財産にはなりません。つまり、相続税を課税される相続財産を減らすことができるのです。

さらに、相続人を契約者&受取人とし、ご自身(被相続人)を被保険者とする保険契約を締結した上で、毎年その相続人に保険料を贈与することもできます。

相続人には、生命保険金を受け取った時点で所得税・住民税が掛かりますのが、相続税の節税効果は大きいです。

5.ある相続人にだけ生命保険を受け取らせても、他の相続人にはバレないこともある。

銀行の元帳の保管期間の関係で、一時払い(一括払い)で保険料を支払って一定期間が経過してしまえば、銀行通帳から保険料の支払いが見つかることはありません。

6.相続税の基礎控除とは別に非課税枠がある。

相続人一人あたり500万円の非課税枠がありますので、これはもう国が生命保険を薦めているようなものです。

7.遺留分侵害額請求を受けたときに保険金で支払える。

遺産をたくさん分けてあげたい方にあげるものの一部を生命保険にしておくと、遺留分侵害額請求を受けたときにも、生命保険金で支払うことが出来ます。

8.特別受益として加算しなくても良い。

現金や不動産を生前贈与や遺贈されたときに必要な特別受益の持戻しを行う必要がありません。

生命保険金は相続財産ではないからです。

もっとも、遺産の割合と比べて生命保険が大きいときには、特別受益に準じて持戻しされることがありえます。

9.相続放棄をしても受け取れる。

相続放棄をして受け取れなくなるのは、相続財産であって、生命保険金は相続財産ではないからです。

10.生命保険金を受け取っても法定単純承認とみなされない。

相続財産を受け取ると単純承認したものとみなされますが、生命保険金は相続財産ではないからです。

11.相続税の納税資金がすぐに準備出来る。

遺産分割協議をすることなく、生命保険金受取人一人のハンコで、現金を手にすることが出来ます。

相続税の申告期限は相続開始後10か月以内と、短いにもかかわらず、資産が不動産ばかりだったり、遺産分割協議が紛糾すると、相続人は自腹で相続税を用意しなければなりません。

銀行預金の仮払いを受ければ支払えるのであれば良いのですが、相続税が大きいと仮払いでは足りません。

生命保険には3種類しかない。


定期保険、養老保険、終身保険です。

各社、色々な名前がついた保険を販売していますが、いずれもこの3種類の組み合わせに過ぎません。

このうち、生前対策に有効なものは「終身保険」です。

  定期保険 養老保険 終身保険
  契約で定めた一定期間(定期)の死亡のみを保障する保険 左の「定期保険」の保障に、貯蓄(定期が終了すると満期保険金が貰える)を加えた保険

死ぬまで保障する保険

定期ではないので、満期保険金はありません。

満期 あり あり

なし

死亡保険金 あり あり

あり

満期保険金 なし あり

なし

保険料 安い 高い 高い
用途 安い保険料で、若年で死亡したときの家族の生活費の保障が確保できる。 学資保険 生前対策

生命保険は、どこで買えば良いの?


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